狭心症の冠血行再建適応判定、MRIがFFRに非劣性
2019年7月19日
New England Journal of Medicine
安定狭心症患者918例を対象に、冠血行再建の適応判定法に用いる心筋灌流心血管MRIの冠血流予備量比(FFR)に対する非劣性を非盲検多施設共同有効性試験で検討(MR-INFORM試験)。1年以内の死亡、非致死的心筋梗塞および標的血管の血行再建を複合主要転帰とし、リスク差6%ポイントを非劣性マージンとした。 判定基準を満たし血行再建を実施した患者は、心血管MRI群の方がFFR群よりも少なかった(35.7% vs. 45.0%、P=0.005)。主要転帰発生率は心血管MRI群3.6%、FFR群3.7%(リスク差-0.2%ポイント、95%CI -2.7-2.4)で、非劣性が認められた。 ...
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