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ダブルバルーン内視鏡治療、吻合部狭窄の解除率7割超

2019年7月19日  Surgical Endoscopy

胆管空腸吻合術後の吻合部狭窄のためダブルバルーン内視鏡下内視鏡的逆行性胆道膵管造影(DB-ERCP)手技を受けた患者102例を対象に、長期転帰と狭窄解除の予測因子を調査。1次治療としてバルーン拡張術を実施し、難治性の症例ではプラスチックステントが留置された。 その結果、患者91例(89.2%)でDB-ERCP手技が成功し、狭窄が解除されたのは追跡期間中央値30.9カ月で70例(76.9%)だった。吻合術後DB-ERCPまでの期間が 12カ月超および吻合部の瘢痕様外観に狭窄解除率上昇との関連を認めた(オッズ比5.59、95%CI 1.69-18.5、同5.22、1.29-21.1)。 ...