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前立腺がんPDXでSPT反応性に関連する分子特性を特定

2019年7月24日  European Urology

13の去勢抵抗性前立腺がんの患者由来異種移植片(PDX)を用いた前臨床試験で、超生理学的用量のテストステロン(SPT)を用いて治療反応性関連の分子表現型を検討した。 その結果、SPTへの持続的奏効例ではARv7およびE2Fの転写活性経路およびDNA損傷応答(DDR)トランスクリプトミクスプログラムの強力な抑制が認められたが、SPTへの抵抗性を示した一時的奏効例ではこの抑制は解除されていた。SPT再発PDXでの抗アンドロゲン薬エンザルタミド再投与により前立腺特異抗原値は低下したが、腫瘍は進行した。 ...