PCI後の1カ月DAPT、12カ月に非劣性
2019年7月25日 Journal of the American Medical Association
日本国内で薬剤溶出ステント留置を伴う経皮的冠動脈インターベンション（PCI）施行患者2974例を対象に、1カ月間の2剤併用抗血小板薬療法（DAPT：アスピリン＋クロピドグレル）後のクロピドグレル単剤療法施行の12カ月間のDAPT施行に対する非劣性を無作為化臨床試験で検討した（STOPDAPT-2試験）。 その結果、12カ月時の主要複合評価項目（心血管死、心筋梗塞、脳卒中、出血または確定ステント塞栓症）発生率はDAPTの1カ月群2.36％、12カ月群3.70％となり（ハザード比0.64）、1カ月群の12カ月群に対する非劣性（P＜0.001）および優越性（P＝0.04）が示された。 ...