無反応脳損傷患者の15%で脳活動を示す脳波を確認
2019年7月26日
New England Journal of Medicine
音声指令への反応が見られない集中治療室の急性脳損傷患者104例を対象に、運動指令に対する行動反応と脳波検査での脳活動のエビデンスの解離の発生率および予後予測能を検討した。 その結果、損傷後期間中央値4日での脳波検査での脳活動検出率は15%だった。退院までに音声指令に従うことができた患者の割合は脳波検査での脳活動あり群50%、なし群26%で、12カ月時の拡張グラスゴー転帰尺度(GOS-E、レベル1-8で高値ほど転帰良好)レベル4以上達成率は44%、14%だった(オッズ比4.6)。 ...
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