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前立腺がんの冷凍アブレーション、局所免疫調節に有効

2019年7月30日  専門誌ピックアップ

片側性前立腺がん患者10例の6カ所前立腺生検コアを用いて、前立腺片側への冷凍アブレーション(hemi-cryoablation)の局所免疫調節効果を前向き観察研究で検討。診断時および12カ月後のがん陽性前立腺葉CD4+およびCD8+T細胞浸潤を比較した。 その結果、診断時のがん陽性組織1mm2当たりの腫瘍浸潤CD8+T細胞数(平均0.18)は、アブレーション後の同一組織で(平均0.31)で有意な増加が確認された(P=0.015)。主要ながん発生領域である前立腺腺房でも同様の結果が確認され(P=0.029)、アブレーション後には腫瘍浸潤CD4+/CD8+T細胞比が低下していた(P=0.006)。 ...