外科レジデントおよびフェロー48人とその指導医5人を対象に、自己評価による外科的技能と指導医の評価による実際の技能との一致度を前向き研究で調査した。「初心者(novice)」から「手術に慣れた専門家(automatic expert)」までの6段階の評価スケールを評価に用いた。 その結果、レジデントおよびフェローは、自己の外科的技能習熟度を過大評価する傾向にあることが分かった(P=0.025)。指導医間の評価の平均一致度は50.0%だった。レジデントおよびフェローが自覚する技量と指導医の評価は一致度が低かった(カッパ係数0.494、95%CI 0.359-0.631、P<0.0001)。 ...
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