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アスピリン使用、AMD進行と有意な関連示さず

2019年7月31日  Ophthalmology

加齢性眼疾患研究AREDS試験またはAREDS2試験に参加した後期加齢黄斑変性(AMD)の兆候のないAMD患者を対象に、アスピリン使用とAMD進行の関連をコホート研究で検討。適格例はAREDSの3734例、AREDS2の2403例、アスピリン使用率はそれぞれ28.1%、49.9%、追跡期間中央値は10.1年、5.0年だった。 傾向スコアでマッチさせたアスピリン使用群および非使用群を比較した結果、AREDS群でのアスピリン使用傾向の最高5分位群の最低5分位群に対する疾患進行ハザード比は後期AMD1.17、地図状萎縮1.24、滲出型AMD0.95(P=0.35、0.25、0.81)、AREDS2群では1.26、1.46、1.12だった(P=0.09、0.03、0.58)。 ...