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CKDへのveverimer、40週延長試験で安全性と有効性確認

2019年7月31日  Lancet

代謝性アシドーシスを伴う慢性腎疾患(CKD)患者を対象に、消化管内の塩酸を除去するveverimerの長期有効性と安全性を無作為化プラセボ対照試験で検討。12週間の親試験で無作為化した217例のうち196例の40週延長試験を実施した。 その結果、有害事象によるveverimer投与中止例はなかった。重篤な有害事象の発生率はveverimer群2%、プラセボ群5%、腎臓系有害事象の発生率はそれぞれ8%、15%だった。veverimer群はプラセボ群に比べ、52週時の血清重炭酸濃度上昇(4mmol/L以上上昇または正常範囲内)達成率が高かった(63% vs. 38%、P=0.0015)。 ...