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肥満の遺伝子的素因、環境との相互作用で高BMIの原因に

2019年8月2日  British Medical Journal

ノルウェーで50年にわたりBMIの変化を研究したHUNT試験から11万8959人のデータを対象に、環境および遺伝的素因がBMIに及ぼす影響を横断的研究で評価した。 肥満は1980年代半ばから1990年代半ばに増え始め、1970年代以前の出生コホートと比べ、1970年代以降に生まれた人は青年期にすでに相当高いBMIを有した。35歳男性で、遺伝的に最も肥満になりやすい人と最もなりにくい人のBMIの差は1960年代で1.20kg/m2だったが、2000年代では2.09kg/m2だった。同年齢女性では、各1.77kg/m2、2.58kg/m2だった。 ...