変形性関節症のtanezumab、疼痛および身体機能改善(2019/8/10訂正)
2019年8月5日
Journal of the American Medical Association
膝または股関節の変形性関節症(OA)患者696例を対象に、tanezumabの2通りの投与方法を無作為化試験で検討。WOMAC疼痛スコア・身体機能スコア、患者による全般的評価(PGA-OA)スコアの試験開始から16週時の変化量を主要評価項目とした。 その結果、tanezumab群のスコア低下量がプラセボ群よりも大きかった[疼痛スコアの最小二乗平均差:2.5mg群-0.60、2.5/5mg群-0.73、身体機能スコアの差:2.5mg群-0.66、2.5/5mg群-0.89、PGA-OAスコアの差:2.5mg群-0.22、2.5/5mg群-0.25]。tanezumab群計6例にOAの急速な進行がみられた。全関節置換術の発生はtanezumab群24例、プラセボ群4例にみられた。 【訂正】2019年8月10日に以下を訂正しました。 本文中の「tanezumabの有効性」を「tanezumabの2通りの投与方法」に変更しました。 お詫びして訂正します。 ...
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