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糖尿病と食事の関連、質の高い研究は少ない

2019年8月6日  British Medical Journal

2型糖尿病発症と食事関連因子の関連の強さと妥当性を前向き観察研究53件のメタ解析のアンブレラレビューで評価した。 その結果、科学的根拠の質は2型糖尿病発症率と全粒穀物摂取増加(30g/日増、調整後の要約ハザード比0.87、95%CI 0.82-0.93)および穀物繊維の摂取増加(10g/日増、同0.75、0.65-0.86)、アルコールの適度な摂取(非摂取に対する12-24g/日、同0.75、0.67-0.83)に対する逆相関で高く、発症率増加と赤身肉(100g/日増、同1.17、1.08-1.26)、加工肉(50g/日増、同1.37、1.22-1.54)、ベーコン(2枚/日当たり、同2.07、1.40-3.05)、砂糖入り飲料(1杯/日当たり、同1.26、1.11-1.43)の大量摂取に対する関連でも高かった。 ...