長期的コホート研究に参加した腰痛患者775例を対象に、運動制御訓練に反応する予測因子を後ろ向きに検討。患者が申告した疼痛と症状の変化に基づき患者を改善、非改善に分類し、測定値と改善との関連のロジスティック回帰モデルを構築、独立したサンプルで評価した。 その結果、脊柱側弯症のエビデンスなし(オッズ比4.0、95%CI 1.7-9.6)、関連鼠径痛なし(同2.2、1.0-5.0)、本質的に慢性再発性(同3.1、1.8-5.3)、多裂筋の筋力テスト結果不良(同2.0、1.1-3.7)の腰痛患者から運動制御訓練に対する肯定的な反応が得られた。独立したサンプルで、腰痛患者を運動制御訓練が有効なグループに分類できることを確認した。 ...
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