運動に消極的な腹部肥満者50例を対象とした単施設地域ベースの評価者盲検無作為化臨床試験を2次解析し、持久力トレーニングまたは筋力トレーニングによる心外膜および心膜の脂肪組織量減少効果を検討した。 45分間の高強度インターバル持久力トレーニング(HIIT)または筋力トレーニングを週3回、12週間にわたり実施し、運動なしの対照群と比較した結果、MRIによる心外膜脂肪組織量がHIIT群で32%(P=0.001)、筋トレ群で24%(P<0.001)減少した。心膜脂肪組織量についてはHIIT群の減少は有意ではなかった(11%、P=0.17)が、筋トレ群は有意な減少を認めた(31%、P<0.001)。 ...
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