砂糖入り飲料の摂取ががんリスク増加と関連

フランスの栄養と健康の関連を調査するNutriNet-Santeコホートに登録された18歳以上の成人10万1257人を対象に、糖分入り飲料（砂糖入りおよび100％果汁）および人工甘味料入り飲料の摂取とがんリスクの関連を集団ベース前向きコホート研究で検討した。 その結果、砂糖入り飲料の摂取は全がんリスク（1日当たり摂取量の100mL増加ごとの部分分布ハザード比1.18、95％CI 1.10-1.27、P＜0.0001）および乳がんリスク（同1.22、1.07-1.39、P＝0.004）の増加と関連し、100％果汁飲料の摂取も全がんリスク増加と関連した（同1.12、1.03-1.23、P＝0.007）。人工甘味料入り飲料の摂取はがんリスクと関連しなかった。 ...