片頭痛へのrimegepant、患者の20％で頭痛消失

中等度または重度の片頭痛発作が1カ月に2-8回起こる成人患者を対象に、経口カルシトニン遺伝子関連ペプチド受容体拮抗薬rimegepantの有効性を多施設共同二重盲検第III相試験で検討。rimegepant群537例とプラセボ群535例で片頭痛発作後の投与2時間時点での効果を比較した。 その結果、頭痛が消失していた患者の割合はrimegepant群19.6％、プラセボ群12.0％（絶対差7.6％ポイント、95％CI 3.3-11.9、P＜0.001）、頭痛以外で自覚する最もつらい症状が消失していた患者の割合はrimegepant群37.6％、プラセボ群25.2％だった（同12.4％ポイント、6.9-17.9、P＜0.001）。主な有害事象は悪心および尿路感染症だった。 ...