虚血性脳卒中の血管内再開通治療、実施早いほど転帰良好
2019年8月9日
Journal of the American Medical Association
前方循環の大血管閉塞による急性虚血性脳卒中患者6756例を対象に、血管内再開通治療までの時間と転帰の関連を後ろ向きコホート研究で検討した。 その結果、発症から動脈穿刺までの時間が15分短縮するごとに独歩退院率が上昇し(絶対上昇1.14%)、院内死亡/ホスピスへの退院率が低下し(絶対低下-0.77%)、症候性頭蓋内出血リスクが低下した(絶対低下-0.22%)。病院到着から動脈穿刺までの時間の短縮も転帰改善と関連し、15分短縮するごとに自宅への退院率が上昇し(絶対上昇2.13%)、院内死亡/ホスピスへの退院率が低下した(絶対低下-1.48%)。 ...
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