1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 60歳超の非肥満成者で高尿酸血症が膝OAリスクと関連

60歳超の非肥満成者で高尿酸血症が膝OAリスクと関連

2019年8月14日  専門誌ピックアップ

米国国民健康栄養調査(NHANES III)から60歳超の登録者のデータを抽出し、無症候性高尿酸血症(AH)と変形性膝関節症(膝OA)の関連を検討。痛風患者は対象から除外した。 放射線学的変形性膝関節症(RKOA:Kellgren-Lawrence分類2以上)有病率はAHで44.0%、正常尿酸値で36.3%(P=0.056)、症候性RKOA(RKOA+同側の膝痛)有病率はAHで17.4%、正常尿酸値で10.9%(P=0.046)だった。層別多変量解析では、非肥満成人でAHが症候性RKOAと関連したが(有病率比1.66、95%CI 1.02-2.71)、肥満成人では関連しなかった(同1.21、0.66-2.23)。 ...