反復性群発頭痛へのgalcanezumabで発作頻度減

反復性群発頭痛患者106例を対象に、カルシトニン遺伝子関連ペプチドに対するヒト化モノクローナル抗体galcanezumabの群発頭痛予防効果を無作為化比較試験で検討した。 ベースライン期間の群発頭痛発作回数の1週間当たり平均（±SD）はgalcanezumab群 17.8±10.1回，プラセボ群 17.3±10.1回だった。初回皮下投与後1-3週目の発作頻度の平均減少数は、1週間当たりgalcanezumab群8.7回、プラセボ群5.2回（差3.5回/週、95％CI 0.2-6.7、P＝0.04）だった。3週時点で頭痛頻度がベースラインから50％以上減少していた患者の割合は、galcanezumab群71％、プラセボ群53％だった。 ...