敗血症治療プロトコル順守で死亡減

米国ニューヨーク州の病院509施設に入院した敗血症患者101万2410例を対象に、2013年に同州が義務付けた敗血症治療プロトコルの順守と患者転帰の関連を後ろ向きコホート研究で検討した。 未調整の30日院内死亡率は、順守義務化前がニューヨーク州で26.3％、義務化のない対照4州で22.0％、順守義務化後がそれぞれ22.0％、19.1％だった。患者および病院特性、義務化前の時間的傾向、季節性で調整後、ニューヨーク州のプロトコル順守義務化が、義務化していない対照州と比較して敗血症死亡率の大幅な減少と関連を示した。 ...