生命を脅かす難病を抱える5-25歳の患者を対象に、MEDLINEなどから37論文を系統的レビューおよびメタ分析を実施し、不安およびうつ病の有病率と発生率を推定した。 その結果、不安の有病率(4547例)のメタ分析で併合有病率推定値19.1%、うつ病のメタ分析(5934例)では併合有病率の推定値14.3%が得られた。メタ回帰分析で不安有病率に統計学的有意差が認められ、自己報告または親報告による不安(14.9%)よりも診療診断(28.5%)のほうが不安有病率が高かった。うつ病有病率にもメタ回帰による統計学的有意差が示された(P=0.001)。 ...
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