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内側型OAは部分置換が費用対効果高い

2019年8月19日  Lancet

英国の27医療施設で内側型変形性膝関節症患者528例を対象に、人工膝関節の全置換術(TKR)と部分置換術(PKR)の臨床的有効性および費用対効果を無作為化比較試験で比較した(TOPKAT試験)。 その結果、主要評価項目に設定した5年時オックスフォード膝スコア(OKS)にTKR群とPKR群で差は見られなかった(平均差1.04、95%CI -0.42-2.50、P=0.159)。本試験内で行った費用対効果分析では、5年間の追跡でTKR群に比べPKR群で質調整生存年(QALY)が増加し(+0.240、0.046-0.434)、費用は抑えられていた(-910ポンド、-1503--317)。 ...