血管内腹部大動脈瘤修復後の再介入危険因子

Medicare請求と接続した血管疾患レジストリに登録された19211例を対象に、血管内腹部大動脈瘤修復（EVR）後の長期再介入率と臨床予測因子を検討した。 その結果、3年再介入率15％、10年再介入率33％だった。手術時間3.0時間以上、動脈瘤径6.0 cm以上、腸骨動脈瘤2.0 cm以上、緊急手術、大動脈手術歴が再介入の危険因子だった。危険因子がない患者は3年再介入率12％、10年再介入率26％（7310例）だったが、複数の危険因子がある患者の3年再介入率は72％だった（32例）。 ...