認知的食事制限・複数回減量の経験女性は椎体が小さい

フィンランド北部の一般中年住民1338例を対象に、摂食行動の特徴や減量の試みとMRIでの椎体断面積の大きさとの関連を評価。BMI、余暇の運動、食生活、喫煙習慣および社会経済学的地位を可能性のある交絡因子とし、データ分析に性別層別線形回帰モデルを用いた。 その結果、厳格な、または厳格・柔軟な認知的摂食制限をしている女性は、そうでない女性よりも椎体の断面積が3.2-3.4％小さかった（P≦0.05）。同じく、成人期および中年期に複数回の減量を試みた経験を報告した女性は、報告しなかった女性よりも椎体サイズが3.5％小さかった（P＝0.03）。 ...