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SGLT-2阻害薬のUTIリスクは他剤と同等

2019年8月23日  専門誌ピックアップ

米国の民間保険データベース2件の登録データを基に、2型糖尿病患者へのSGLT-2阻害薬開始による重症尿路感染症(UTI)リスクを検討。DPP-4阻害薬と比較したコホート1(12万3752例)およびGLP-1受容体作動薬と比較したコホート2(11万1978例)で評価した。 その結果、コホート1ではSGLT-2阻害薬群で61件の重症UTIイベントが発生したのに対し(1000人年当たりの発生率1.76)、DPP-4阻害薬群では57件が発生した(同1.77、ハザード比0.98)。コホート2では、SGLT-2阻害薬群で73件(同2.15)、GLP-1受容体作動薬群では87件が発生した(同2.96、ハザード比0.72)。 ...