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腹腔鏡下肝切除のIMM分類、妥当性を確認

2019年8月26日  Surgical Endoscopy

フランスのInstitut Mutualiste Montsouris(IMM)および日本の43医療施設での腹腔鏡下肝切除術(LLR)施行患者を対象に、11種のLLR手技を難易度で3種に分類したIMM分類の妥当性を検討した。 1867例からなる日本の外部コホートの手術および術後転帰を検証した結果、手術時間、失血量、手術移行率、主要合併症発生率はIMMグレードIからIIIへの段階的増加と有意に関連した(いずれもP<0.001)。IMMコホート(433例)および外部コホートで、IMMグレードIはIWATE基準の低スコア手術、グレードIIは中スコア手術、グレードIIIは高スコア手術に相当した。両コホートでIMMの各グレードの平均値にグレード間での有意差が見られた(いずれもP<0.001)。 ...