切除可能境界(borderline resectable)で局所進行の膵管腺がん患者680例を対象に、6カ月間の1次化学療法の治療コンプライアンスおよび転帰を検討。intention-to-treat解析を用いた実際的観察コホートでの試験を実施した。 化学療法の施行率は92.9%で、完了率は71.6%だった。切除術への移行率は15.1%だった(切除可能境界がん患者24.1%、局所進行がん患者9%)。コホート全体の生存期間中央値は12.8カ月だったのに対し、切除術を受けた患者の生存期間中央値は、切除可能境界がん患者35.4カ月、局所進行がん患者41.8カ月だった。 ...
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