活動性RAへのfilgotinib、ACR20達成率良好

生物学的疾患修飾性抗リウマチ薬で効果不十分または不耐容の中等症ないし重症活動性関節リウマチ患者448例を対象に、選択的JAK1阻害剤filgotinibの有効性を24週間の無作為化プラセボ対照多国間第III相試験で検討（FINCH 2試験）。患者にfilgotinib 200mg、100mgまたはプラセボを1日1回投与した。 その結果、投与12週時に米国リウマチ学会基準の20％改善（ACR20）を達成した患者の割合は、filgotinib 200mg群（66.0％）および100mg群（57.5％）の方が、プラセボ群（31.1％）よりも高かった（プラセボ群との差はそれぞれ34.9％、26.4％、いずれもP＜0.001）。filgotinib群で単純性帯状疱疹4例および網膜静脈閉塞症1例が報告された。 ...