ダニアレルギーの鼻症状スコア、最小変化量は-0.90以上
ハウスダストダニ(HDM)誘発性アレルギー性鼻結膜炎(AR)診断を受けた小児、思春期、成人患者計546例を対象に、総合鼻症状スコア(T4NSS)の意義のある最小変化量(MID)を前向き観察研究で検討した。中等症ないし重症AR有病率は92.6%、軽症喘息併発率は30.1%だった。 15ポイントのglobal rating of change scale(GRCS)を用いた回帰解析の結果、T4NSSのMIDは全体-0.90、小児患者-0.94、思春期患者-0.74、成人患者-1.04となった。疾患重症度の三分位群間でMIDに大きな差は見られなかった。 ...
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