1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 肝内胆汁うっ滞の妊婦、UDCAで児の有害転帰減らず

肝内胆汁うっ滞の妊婦、UDCAで児の有害転帰減らず

2019年8月29日  Lancet

妊娠性肝内胆汁うっ滞症の女性605例を対象に、ウルソデオキシコール酸(UDCA)による有害な周産期転帰リスク低下効果を二重盲検無作為化プラセボ対照試験で検討した(PITCHES試験)。 その結果、複合主要評価項目[周産期死亡(無作為化後の子宮内胎児死亡または生後7日以内の新生児死亡)、37週未満の早産、出生から退院までの期間に新生児治療室に4時間以上滞在]の発生率は、UDCA投与群の産児322例中74例(23%)、プラセボ投与群の産児318例中85例(27%)だった(調整リスク比0.85、95%CI 0.62-1.15)。 ...