日光角化症に対するインゲノールゲル0.027%の効果
顔面、禿頭部または胸部に病変面積250cm2以下の日光角化症(AK)を有する成人患者を対象に、ingenol mebutateゲル0.027%剤の治療効果を第III相無作為化二重盲検溶媒対照試験で検討した。 その結果、8週時の完全AK消失率はゲル剤群21.4%、溶媒対照群3.4%(P<0.001)、部分AK消失率は59.4%、8.9%(P<0.001)だった。治療満足度、整容性のいずれもゲル剤群の方が高かった。ゲル剤群では12カ月間のAK消失持続率は22.9%だった。予測できない安全性シグナルは検出されなかった。 ...
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