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サルコペニアが矢状面脊柱不均衡と関連

2019年9月2日  専門誌ピックアップ

脊椎外科外来患者126例を対象に、サルコペニアの有無、脊柱骨盤パラメータおよび脊柱骨盤ミスマッチの関係を比較した。 全体として、サルコペニア群(21.4%)と非サルコペニア群では胸椎後弯(34.7° vs. 24.3°、P<0.01)以外の脊柱骨盤パラメータに有意差は見られなかった。脊柱骨盤ミスマッチ例では、サルコペニア群は非サルコペニア群よりも矢状面脊椎軸(SVA、115.7 mm vs. 58.7 mm、P<0.01)および胸椎後弯(36.6° vs. 21.3°、P<0.01)の値が有意に大きかった。サルコペニアは脊柱骨盤ミスマッチ例のSVA(P<0.01)および胸椎後弯(P<0.01)の有意な増加との独立した関連を示した。 ...