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腹腔鏡下噴門形成、外来手術と入院手術で再入院率同等

2019年9月3日  Surgical Endoscopy

米国外科学会手術の質改善プログラムデータベースから待機的腹腔鏡下Nissen噴門形成術(LNF)施行患者7734例を対象に、外来手術と入院手術の転帰を比較。外来手術は568例(7.3%)だった。 その結果、全体での30日時再入院率は4.1%、死亡または重度有病状態(DSM)発生率は1.0%だった。再入院に至った診断で最も多かったのは感染性合併症で(16.1%)、次いで嚥下障害(12.9%)、腹痛(11.7%)だった。多変量解析で外来手術と30日再入院(調整後オッズ比0.97、95%CI 0.62-1.52、P=0.908)やDSM(同0.91、0.36-2.29、P=0.848)の関連は見られなかった。カプランマイヤー解析でも退院後30日時の再入院率に群間差は見られなかった(P=0.325)。 ...