妊婦の重症高血圧に対する経口降圧薬3剤(ラベタロール、ニフェジピン、メチルドパ)の有効性および安全性を並行群間非盲検無作為化試験で比較。有害転帰を伴わない6時間以内の血圧コントロール(収縮期血圧120-150mmHgおよび拡張期血圧70-100mmHg)を主要評価項目とした。試験は医療リソースの不足で静脈内投与の難しいインドで、重症高血圧の妊娠女性894例を対象に実施された。 その結果、主要評価項目の達成率は、ニフェジピン群がメチルドパ群に比べて有意に高く(84% vs. 76%、P=0.03)、ニフェジピン群とラベタロール群(84% vs. 77%、P=0.05)またはラベタロール群とメチルドパ群(P=0.80)の比較では差がなかった。 ...
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