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入院後の認知機能低下、外科より内科で多い

2019年9月4日  British Medical Journal

Whitehall II試験で最大5回認知機能検査を受けた7532例を対象に、大手術と認知機能低下の関連を追跡期間19年の前向き縦断コホート研究で検討した。 年齢関連認知機能の経過(cognitive trajectory)で調整後、大手術を受けた患者は平均して5カ月未満の老化に相当する認知機能低下、内科疾患および脳卒中で入院した患者はそれぞれ1.4年、13年の老化に相当する認知機能低下と関連を示した。大幅な認知機能低下の発生率は、2晩以上の入院のない患者2.5%に対し、外科入院患者5.5%(オッズ比2.3)、内科入院患者12.7%(同6.2)だった。 ...