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母斑や黒子で黒色腫リスク予測するモデルを開発

2019年9月4日  専門誌ピックアップ

オーストラリア黒色腫家系研究(症例461例、対照例329例)を対象に、変数減少法による無条件ロジスティック回帰を用いて黒色腫リスク予測モデルを開発し、Leeds黒色腫症例対照研究(症例960症例、対照例513)で外部検証を実施した。予測因子を直径2mm以上の母斑数、日光黒子、毛色、角化細胞がん既往歴とした。 その結果、最大の危険因子は母斑で、年齢・性別調整標準偏差ごとのオッズ(OPERA)はオーストラリア研究で3.51、Leeds研究で2.56だった。曲線下面積(AUC)は0.79、0.73だった。Hosmer-Lemeshow検定のP値はそれぞれ0.30、0.001未満だった。 ...