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AF患者、周術期DOAC中断でも出血リスク低い

2019年9月9日  専門誌ピックアップ

直接経口抗凝固薬(DOAC)を長期服用中の心房細動(AF)患者3007例を対象に、多国籍コホート研究で周術期の標準化抗凝固療法管理を検討(PAUSE研究)。低出血リスク施術は術前1日間、高出血リスク施術は術前2日間DOACを中断し、それぞれ術後1日および術後2~3日でレジメンを再開した。 術後30日間の経過観察の結果、大出血率は、アピキサバン群1.35%、ダビガトラン群0.9%、リバーロキサバン群1.85%だった。動脈血栓塞栓症率は、アピキサバン群0.16%、ダビガトラン群0.6%、リバーロキサバン群0.37%だった。出血リスクの高い施術を受けた患者の大出血割合は、アピキサバン群2.96%、リバーロキサバン群2.95%だった。 ...