扁桃摘出後小児へのオピオイド処方期間短縮は安全

米国の民間保険会社の請求データを用いて2016年4月1日-2017年12月15日に扁桃摘出を受けた1-18歳の小児1万5793例を特定し、周術期のオピオイド処方と合併症の関連をコホート解析で検討した。 その結果、オピオイドの処方を1回以上受けた小児の割合は59.6％、処方期間中央値は8日間だった。オピオイド処方に疼痛または脱水症による再来院（調整オッズ比1.13、95％CI 0.95-1.34）、または2次出血（同0.90、0.73-1.10）との関連はなかったが、便秘による再来院とは関連した（同2.02、1.24-3.28）。処方期間と合併症による再来院に関連は見られなかった。 ...