1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 妊娠による子宮内膜がんリスク低下、妊娠期間問わず

妊娠による子宮内膜がんリスク低下、妊娠期間問わず

2019年9月10日  British Medical Journal

1935-2002年に出生した全デンマーク人女性を対象に、妊娠期間と子宮内膜がんリスクの関連を全国登録に基づくコホート研究で検討。女性231万1332例、妊娠394万7650件を対象とした。追跡期間57 34万7 622人年中に6743例が子宮内膜がんを発症した。 その結果、年齢、期間、社会経済学的因子を調整後、初回妊娠が人工妊娠中絶による妊娠終了(各調整相対リスク0.53、95%CI 0.45-0.64)、出産による妊娠終了(同0.66、0.61-0.72)いずれの場合も子宮内膜がんリスクの著しい低下と関連を示した。その後の妊娠は、人工妊娠中絶(同0.81、0.77-0.86)、出産による妊娠終了(同0.86、0.84-0.89)いずれの場合もリスク低下と関連を示した(同0.81、0.86)。 ...