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5歳までのグルテン高摂取でセリアック病リスク上昇

2019年9月11日  Journal of the American Medical Association

1型糖尿病やセリアック病関連HLA抗原遺伝子型を有する小児6605例を対象に、グルテン摂取量にセリアック病自己免疫やセリアック病との関連があるか多国籍出生コホート前向き観察研究で検討した(TEDDY研究)。 その結果、追跡期間中央値:9.0年で1216例(18%)がセリアック病自己免疫を発症し、447例(7%)がセリアック病を発症した。グルテン摂取が1g/日増加するごとにセリアック病自己免疫のリスクが上昇し(3歳までグルテン基準量を摂取した場合と基準量より1g/日多かった場合との絶対リスク差6.1%)、セリアック病のリスクも上昇した(3歳までグルテン基準量を摂取した場合と基準量より1g/日多かった場合との絶対リスク差7.2%)。 ...