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認知症リスクに中年期/高齢期の血圧パターンが関連

2019年9月12日  Journal of the American Medical Association

米国の4地域で成人4761人を対象に、中年期ないし高齢期の24年間の血圧[正常血圧、高血圧(140/90mmHg超)、低血圧(90/60mmHg未満)]パターンと認知症の関連を集団ベースの前向きコホート研究で検討した。 その結果、100人年当たりの認知症発症率は、中年期/高齢期とも正常血圧1.31、中年期正常血圧/高齢期高血圧1.99、中年期/高齢期とも高血圧2.83、中年期正常血圧/高齢期低血圧2.07、中年期高血圧/高齢期低血圧4.26だった。中年期/高齢期とも正常血圧に比べて、中年期/高齢期とも高血圧(ハザード比1.49、95%CI 1.06-2.08)および中年期高血圧/高齢期低血圧(同1.62、1.11-2.37)は認知症発症リスクが有意に高かった。 ...