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頭頸部がん手術、フレイルが合併症の予測因子

2019年9月12日  The Laryngoscope

頭頸部がん手術施行の50歳以上の患者274例を対象に、術前のフレイルと機能尺度が周術期合併症および入院期間の予測因子であるかを前向き研究で評価した。 多変量モデルで、フレイルスコアが年齢および併存疾患と関係のない内科的合併症およびClavien-Dindo分類Grade III以上の合併症の予測因子だった(オッズ比1.36、95%CI 1.04-1.78、P=0.025)。フレイルスコア高値(β=1.07、P=0.0025)、Lawton Brody評価(同-0.08、P<0.001)およびBarthel指数の自立性低値(-0.12、P<0.001)が入院期間増加の予測因子だった。 ...