小児アトピーへのdelgocitinib軟膏、臨床症状を改善
2-15歳の日本人アトピー性皮膚炎患児を対象に、新規JAK阻害薬delgocitinibの軟膏の有効性と安全性を第II相無作為化試験で検討した。 その結果、投与終了時の修正湿疹面積および重症度指数(mEASIスコア)は、軟膏基剤群に比べてdelgocitinib軟膏0.25%群および0.5%群で有意に低下した。mEASIスコアのベースラインからの変化率の最小二乗平均値は、軟膏基剤群の-4.8%に比べて、0.25%群-54.2%、0.5%群-61.8%だった(いずれの比較もP<0.001)。delgocitinib軟膏の2群とも、発生した有害事象は軽度で、重篤な有害事象は見られなかった。 ...
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