衝動制御障害(ICD)のないパーキンソン病患者354例を対象に、うつ病とICD発症の関連を縦断的に検討。ベースラインで68例に抑うつ状態を認め、追跡期間中央値は4.08年だった。 生存比例ハザードモデルでの解析の結果、ベースラインのうつ病はICD発症リスクの増加と関連を示した(ハザード比1.96、95%CI 1.32-2.9、P<0.001)。発症リスクはドパミン作用薬使用で調整後も有意なままで(同1.97、1.33-2.9、P<0.001)、ドパミン作用薬がICD発症と独立した関連を示した(同1.87、1.3-2.7、P<0.001)。複数の潜在的交絡因子で調整しても結果は同じだった。 ...
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