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小児期発症IBD、精神疾患とおよび自殺企図にと関連

2019年9月17日  専門誌ピックアップ

小児期発症炎症性腸疾患(IBD)患者6464例(潰瘍性大腸炎3228例、クローン病2536例、分類不能型IBD 700例)と一般集団からマッチさせた参照個人32万3200例およびIBD患者の兄弟姉妹から6999例を対象に、小児期発症IBDと精神疾患および自殺企図リスクとの関連を集団ベースのコホート研究で検討した。 その結果、中央値9年の追跡で、IBD患者1117例(17.3%)および一般集団の3万8044例(11.8%)が精神疾患のと診断を受けたされた(1000人年当たりの発症率17.1 vs. 11.2、ハザード比1.6、95%CI 1.5-1.7)。IBDは自殺企図と有意な関連を示した([ハザード比1.4、(1.2-1.7)]。この結果は、IBD患者の兄弟姉妹を対照とした比較で確認された([ハザード比:精神疾患1.6、(1.5-1.8)、自殺企図1.7、(1.2-2.3)]。 ...