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あらゆる強度の運動、座位時間短縮で死亡リスク低下

2019年9月19日  British Medical Journal

前向きコホート研究8件(対象3万6383人、年齢平均62.6歳、女性72.8%)を対象に、加速度測定法による運動および座位時間と全死因死亡との用量反応関係を系統的レビューとメタ解析で評価。追跡期間中央値5.8年、2149人の死亡を分析。運動に関するデータを研究レベルで第1から第4までの4つ(quarter)に分類した。 その結果、運動は強度に関係なく非線形用量反応で死亡リスクの低下と関連を示した。死亡に対するハザード比は、第1群(最も非活動的)を1.00として、第2群で0.48、第3群で0.34、第4群で0.27だった。軽度の運動に関する同ハザード比は1.00、0.60、0.44、0.38、中等度ないし強度の運動に関する同ハザード比は1.00、0.64、0.55、0.52。座位時間に関する同ハザード比は第1群(座位時間最少)を1.00として、1.28、1.71、2.63だった。 ...