PASSの前立腺がん再分類リスク計算式、妥当性確認
2019年9月20日 European Urology
大規模コホート5件に登録された監視療法中の前立腺がん患者5105例を対象に、生検での再分類リスクを推定する2通りのCanary Prostate Active Surveillance Studyリスク計算式（PASS-RC）の外的妥当性を検討した。追跡期間中央値は36-84カ月だった。 その結果、いずれのPASS-RCの再分類患者識別能も妥当で、受信者動作特性曲線下面積はそれぞれ0.68、0.65だった。較正結果も良好で、ほとんどの既存戦略に比べ純便益（net benefit）が高く、再分類リスクは10-30％と予測された。 ...