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心筋生存能とCABG後の長期生存に相互作用見られず

2019年9月20日  New England Journal of Medicine

左室駆出率35%以下の冠動脈疾患患者601例を対象に、心筋生存能と生存転帰の関連を検討した(STICH試験)。 中央値10.4年の追跡の結果、冠動脈バイパス術(CABG)+内科療法は内科療法単独に比べ全死亡率低下と関連したが(調整後ハザード比0.73)、心筋生存能の有無と内科療法単独に対するCABG+内科療法の増分効果に有意な相互作用は見られなかった(相互作用のP=0.34)。治療割り付けに関係なく心筋生存能を有する患者でのみ左室駆出率の改善が見られたが、左室駆出率の変化とその後の死亡に関連は見られなかった。 ...