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局所進行膵がんの管理法にばらつき、外科医国際調査

2019年9月20日  Annals of Surgery

膵臓外科医を対象に、局所進行膵がん患者の管理法の選択に関する国際的調査を実施。調査は膵臓外科医の国際的コホートに対して電子メール配信で行い、153件の適格な回答を得た。 回答した外科医の大部分(86%)は、切除術の施行数が1年当たり10件を超えていた。33%が低侵襲手術を勧め、50%が一部の患者に動脈合併切除を勧めていた。72%が術前補助化学療法を常に推奨し、41%は術前補助放射線療法を推奨する頻度が高く、53%は5-6週間の化学放射線療法を選択していた。R0切除を受けた実際の患者の詳細情報を用いた仮想の症例報告6件に関して、術前補助療法後に検査を勧めると回答したのは14%から53%だった。 ...