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腹部緊急手術での低侵襲術施行率、米国vs. イングランド

2019年9月23日  Surgical Endoscopy

イングランドでの入院13万2364件および米国での入院181万1136件を対象に、一般的な腹部緊急手術での低侵襲手術(minimal access surgery)施行状況および死亡率を比較した。 その結果、米国よりもイングランドの低侵襲手術施行率の方が低く、オッズ比は虫垂炎0.27、腹部ヘルニア0.16、小腸または大腸穿孔0.33、穿孔性消化性潰瘍0.93だった。院内死亡率は米国よりもイングランドの方が高く、オッズ比は2.11、3.25、3.88、3.09だった。イングランドで、開腹術が腹部ヘルニア、小腸または大腸穿孔、穿孔性消化性潰瘍の院内死亡率増加と関連を示した(調整後オッズ比1.80、1.59、2.31)。 ...